2010-01-19

高野山で宿坊体験日記

先日高野山に行って宿坊体験をしてきたので、体験日記を!

本当に楽しく、素晴らしい旅でした~。
心洗われる。

超、大容量なので、とっても開きづらいと思いますが、時間が出来たらみてやってくださいませ~!
続きを読むからどうぞ~。
御館さまあああぁぁぁ
『高野山(こうやさん)は、和歌山県伊都郡高野町にある標高約1,000m前後の山々の総称。
平安時代の弘仁10年(819年)頃より弘法大師空海が修行の場として開いた高野山真言宗、ひいては比叡山と並び日本仏教における聖地である。』
…と、ウィキに書いてある!…と、友人がいい感じに日記に書いていたので、私も一応、高野山の説明を載せておきます。

最初は漫画の題材として、高野山が気になっていたのですが、調べて勉強していくうちに、なんだか超ハマってしまって、
「私も高野山に行って修行したい」……と。

無茶を言い出した私に、お付あいくださった、そらさん。
ありがとうございます。




夜行バスで、九時間かけて大阪に。
そこから和歌山に行きます。
大阪のなんば駅から一時間くらいで、和歌山県の橋本に着きます。


橋本駅で、今回の旅の相方、友人のそらさんと待ち合わせ。
いつもは東京で会っているのに、山の中で顔を合わせると、とても変な感じがします。
私はとりあえず、夜行バスが大変だった件を報告!

電車に乗っていると、だんだん緑率が高くなってきます。
周りは、山。
木がたくさんある。木、木しかない!!
素敵です。


最初の目的地は、九度山。
九度山
真田庵です。
真田幸村さんと昌幸さんのゆかりの地ですね。
真田昌幸・幸村親子が蟄居させられて15年間暮らした場所として有名らしいです。


九度山
いろんなところに六文銭マークがあって、幸せです。


九度山

九度山
これは牡丹か、シャクヤクかしら。
九度山
槍発見。
意外と小さい事を確認。
絵で書くと、武器とか誇大して描いてしまうのだ。
実際に振り回す事をかんがえれば、少し小さいサイズが良いのでしょうな。
九度山
六文銭を発見するごとに、写真を撮りたくなります。
九度山
そのほかにも真田の抜け穴とか、幸村が屋敷に落ちた雷を封じた井戸とかあります。
真田好きにはたまらん空間です。
九度山
六文銭グッツがたくさん売っていて、赤いバスタオルを購入!
入れてくれるビニール袋も赤くて、嬉しい。
お店のおばちゃんが、「真田だから、何でもかんでも赤くしなきゃ気がすまない…」
的な事を言っていて、なんだかドキリとしましたよ。

のぼり旗も、電柱も真田マークがついています。
村全体が、真田を押しているのですけど、いかんせん、店が開いていない。
歩いている人もほぼいない。平日がいけなかったのか、冬はシーズンオフなのか~

プランターも六文銭。これ欲しいぜ。
高野山
坂が沢山ある村なので、漫画ばかり描いている我々には、少々つらいものがありました。
めんぼくない。



九度山を出て、極楽橋駅から高野山ケーブルカーへ。
あれ、雪が…


高野山
山の上は雪が積もっていました。さ…さむ~。
山の下では、まったくその気配がなかったのに、山はすごいなぁ。
北海道民的には、雪、へっちゃらさ! をアピールしたい所ですけど、実家を離れて、もうすぐ10年。
無理だ!
寒さには人一倍敏感です。

高野山
九度山に寄ってきたので、もう午後遅くになってました。
今晩お世話になる宿坊に到着です。


蓮華定院!
またもや六文銭が迎えてくれます!!
こちらは、真田家と宿坊契約を結んでいたお寺です。
お寺に泊まる経験は初めてで、ドキドキしました。
高野山
お坊さんやおかみさんが、「なんでこの時期にいらっゃったのですか?」って、聞かれて、「な…なんでだ」って思ってすみません。
結局、資料集めです…と言い出せず、観光ということに落ち着きました。

高野47
冬のこの時期は、寒すぎて、シーズンオフらしいです。
お客も我ら2人のほかに、プロっぽいおねえさん一人。だけ。
廊下はダイレクトに外なワケで……すっごく寒い。
高野55
でも美しいお寺の内部に潜入できて、色々資料を撮ってしまいました。
和風の資料ってなかなか発見できないので、とてもよい資料集めができました。
障子ひとつにしても、本物をじかにしっかり見ると、描き方変わってきますよね。
高野54
さすが、蓮華ってつくだけあって、立派な蓮の扉があります。美しい~
高野53
夕方6時から、夜のお勤め。四十分ほど瞑想です。
正座で挑戦しましたが、あっという間に限界になり、胡坐になってしまった。
目をつぶって瞑想するのですけど、ちょっと目を開けたときに、あまりにお堂の中の風景が美しく&お坊さんの後ろ姿が綺麗で、超目開けて見てしまっていた。ダメな私。
足千切れそうになりながらも、なんとか瞑想終了。
私はすごく動いていた…。となりのプロっぽいおねえさんの座禅の姿がなんとも綺麗で……(横まで向いていた) 
瞑想が終わってからの、お坊様のお話がまた、すばらしかったです。
お坊さんのお説教本とかあったら、本当に欲しいです。心にグッと来る話ばかりなんです。
この話を聞けただけでも、高野山に来てよかったなと思いました。




夕飯は、ふすまの絵がとても綺麗なお部屋でいただきました。
高野56
写真は、そらさんの所から拝借。
なぜか資料集めに来たはずなのに、カメラを持ち歩いていなかった私…。

精進料理です。
ゴマ豆腐、高野豆腐、お鍋、煮つけ、天ぷら、お漬物、お吸い物、お豆、りんご。
もうぜ~んぶ美味しかったです。
全てに繊細な技が隠れている!非常に上品、奥深い味わいでした。おなか一杯だけど、苦しくない! また、ご飯が甘くて美味しかった~
こちらのゴマ豆腐は自家製なんですって!
ゴマの風味がしっかりあって美味でした。
高野58


こちらは、朝ごはん。五時半に朝のお勤めの読経を聞いてから食べます。
朝のお説教も最高でした。
このときには、少し体も慣れたのか、真剣に読経を聞く事が出来ました。

高野57



ここからは、お堂からお部屋までの背景。
外に面した廊下。ここを通って部屋に行きます。
長い廊下、人気の宿坊なので、お部屋が沢山あります。
あおりです。
高野51
あおりです。
高野50
あおりが好きなんです。
高野49
こちらは、私たちが泊まったお部屋。
たぶんお客さんが少ないという事で、部屋をぶち抜いて、ニ部屋続きにしてくれています。
この障子の外はどうなっているのかな…と開けて見ると……ん……
……あれ!

高野48

……あ、ガラスが無い。
冗談だと思い、雨戸とか、探してみるけど、そんなものない。
これはもしかして、外(マイナス1℃)との区切りは、紙一枚なのか!!
この写真の三つの障子、全部ですよ。ひゃー。
一応、暖房はついていて、暖かかったけど、軽く不安になりました。
そして、夜寝ようと部屋を真っ暗にしたとき、緊張のせいか、なんだか気配を感じて、胸騒ぎがあったのですけど、(霊感とかまったくないタイプです)それがそのうち正月特番で見た、ブラマヨの小杉さんがめっちゃ踊っているイメージになってきて、少し安心して寝ました。
なんだったんだ、これ。



こちらは、二日目の朝です。
蓮華定院を後にし、高野山めぐりです。
高野45
お寺が山全体にたくさんあり、灯篭も並んでいたりします。
高野46
お寺を過ぎてもまたお寺~。お寺は全部で、117箇所くらいあって、半数が宿坊をやっているそうです。


こちらは、奥の院につながる入り口です。私的、ここ一番の見所です。
高野44
杉の木が本当に美しい
高野43
このあたり一面お墓です。有名企業のものもあったりします。
本殿に近づくにつれ、昔の偉人とかのお墓になってきます。
高野36

高野38

高野41

高野34

高野31

じっくり写真をとりながらだったので、三十分くらい歩いていたかしら、この上は御廟前です。
ここからは、写真も帽子も禁止です。

高野30
神聖で、このあたりの空気は、またぴりっとしていた気がします。
今でも弘法大師さまが生きて、修行なされているそうです。
ご飯も高野山で一番えらいお坊さまが毎日持っていくそうです。
なんて美しい世界。
すごいなぁ。
お寺のおかみさんが言っていましたが、高野の方々は、この奥の院に行くとき、弘法様のお参りに行くのじゃなくて、お会いしにいくって言うそうです。
私も、そういう気持ちで行きました。
行って本当に良かった。


この御廟前を出ると、少しずつ天気が良くなってきました。
ではでは、ここから、武将のお墓におまいりに行きます

武将のものだけでも相当、数十、百くらいあるのかしら。
昔因縁のあった武将のお墓があったりして、ドキドキ。

こんなに武将の墓が多いのは…、高野山は浄土に近い場所として信仰されていたらしい…とか、高野山の側も、力のある大名家と宿坊契約を結んで戦禍に巻き込まれたりしないよう守ってもらいたかったとからしいですね…ふむふむ。


まずは、織田信長さん。
地図的には、有名武将の中では、奥の院御廟から一番近くにあります。
さすが織田さん。
高野27

豊臣秀吉さん。かなり広かったです。高い位置にあります。高野山に貢献したってことですね。
高野24

お墓が美しい。芸術品だ。ジブリとか、このへんにふれて欲しいです。
高野25

高野23

前田家。
高野20
光がさしてきて、とても綺麗。
漫画の効果みたいな写真が撮れました。
こんなトーン削りをよくやっている。笑。
高野19
キラキラ。
高野17
階段を下っていきます。
雪で滑りやすい。
階段のところで、あられのような雪の玉のようなものを発見しましたけど、
あれは、滑り止めではなく、解雪剤だったみたいです。
高野16

本田忠勝さんのお墓
ここで、そらさんが、ずるぺしゃーっと行きました。
それがスローモーションで見えた私。
でも、何も出来ず、ただ立ち尽くしてしまいました。
なにも出来なくてごめんよ、そらさん。涙。
どうやら、靴が滑りやすいものだったか、高野山に入ってから、ずっと滑っていた、相方。
いっそ、おんぶしてあげたかったよ。(ここで、雪、へっちゃらさ! 道民アピール)
高野15

石田三成さんのお墓。
高野14

これも、素敵にとれた杉。笑。
高野13

明智光秀さんのお墓。
高野12

伊達政宗さんのお墓。立派ですね。正宗さま。
高野11

上杉謙信さんのお墓。どうやら、謙信さまだけお宮つき。
高野10

武田信玄さんのお墓。御館さまぁぁぁぁって、心の中で叫んでました。
高野9

奥の院だけで、三時間くらい、お墓の中をふらふらしてました。
いやー、すごかった。


奥の院をでて、またお寺がならぶ道を歩きます。
苅萱堂かるかやどう …こちらも有名です。
高野8
こちらは通りかかりのお寺、こんな風なのがずらっと。
高野7

そして、宿坊ともう一つの楽しみであった、ゴマ豆腐。

濱田屋さんという一番有名店に食べに行きました。
賞味期限が短いので、お土産用には買えなかったのですが、その場でいただきました。1つずつ注文してみました。私が定番のわさび醤油、そらさんは和三盆で甘いデザート風。どちらも美味しかった~

モチモチトロリ~です。

そらさんはゴマ豆腐苦手だったみたいですけど、この高野山でしょっちゅう食べているおかげか、克服できたみたいです。

お昼に焼きうどん定食を食べましたが、それにもゴマ豆腐がついていました。
そちらは、角濱さんのゴマ豆腐。有名定番の味です。
高野6

午後は真言宗の総本山、金剛峰寺を見に行きます。
奥の院とは真逆にある金剛峰寺。いい運動だ~
こちらは、東塔。
高野5
大きいなぁー。赤色が綺麗だ。
高野4

あ、お坊様たちが修行しているの発見。
高野3


えっ、デカイ!
高野2

壇上伽藍 だんじょうがらん…と読みます。

さっきの東塔を、よく高野山のパンフレットにのっているものだと勘違いしてた私としては、ごめんなさいな気分でした。
弘法大師様が高野山を開いた時、最初に道場を創設したのが、この赤い建物。根本大塔。物凄く大きい建物です。
高野1
中に入れます。大日如来様がいます。壁に書かれた弘法様の絵が迫力満点です。
ああ、たしかに、京都とか奈良とかとは違うかも。美しい。
これが密教か~と思いました。




えっと、こちらは、壇上伽藍近くで買った高野山パンフレットと、ろ…六文銭ですよ。照。
御館さまあああぁぁぁ
あああ、買っちゃったよ、六文銭。

家に帰ってみてみると、もう……ディ●ニーに行って、ミッ●ーの耳買っちゃったよ!
くらい浮き足立っていた自分が、とてつもなく恥ずかしい。

これを「携帯につけるんだ!」って言ったら、
「携帯ボロボロになるよ」と、そらさんに諭されました。

うん。しまって大事にしておきます。


六文銭は長寿のお守り…生者必滅により、天寿をまっとうされて、お迎えが参りましたその時には、蓮華の花咲く極楽浄土への旅路の路銀として大切にお持ち頂けますよう。ですって。


…ということで、私の老後は安心だ。

真田好きだからって、買ったわけじゃなんだ!!
ないんだ!!



このあと霊宝院というお宝や、収蔵品が見学できるところに行ったり、荷物を預かって貰っていた、蓮華定院さんにいって、高野山を後にしました。

で、またケーブルカーと電車を乗り継ぎ、夕方近くに大阪に帰ってきました。




本当に素敵な旅でした。
見るものすべてが最高だったです。

高野山は、やはり他の観光地と比べたら、まだ開けてない感じはしますが、沢山の人に行ってもらいたいなと思います。
私もまた行きたい!


そして、最後に…
いきなり弘法様かぶれになり、修行に行きたいとせがみだした私に、ついてきてくださった、
そらさん、本当にありがとうござました。
全く来た事のない県に来て不安だったですが、和歌山民のそらさんがいて、心強かった!!

今後もまた、素敵な旅に一緒に行きましょうぜ!!



そして、この長い体験日記を読んでくれた方も、ありがとうございました。
お疲れ様です~
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

とっても素敵な体験ですね!

日本らしいというか、そういう生活を一度、私も体験してみたいです(>_<)

はーい

超貴重な体験でした。昔の日本っていう感じで、厳格な感じです~。
人生の中で、行って良かった所、№1に輝きましたよ~

機会があったら、ぜひ、暖かい季節に~笑。
プロフィール

加藤絵理子

Author:加藤絵理子
5月19日生まれ
牡牛座 O型
代表作は角川書店「やさしい竜の殺し方」津守時生先生原作、原作付漫画。
その他イラストのお仕事もしております。

お仕事のご依頼などございましたら、メッセージか拍手にお願いします。
よろしくお願いします。

月別アーカイブ
カウンター

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

かとうのツイッター
リンク
カテゴリー
ブログ内検索